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今注目のGCPとは?データの高度化と民主化を目指すGoogleを体現するクラウドサービス

2021.12.1

テクノロジーの進化によって世界中で多くのデータが生み出され、さまざまなサービスに使われています。多くの企業がデータを活用して自社の製品やサービスに活かそうとしています。

これまでのブログでは「人材」の観点からデータ活用や分析の重要性についてお伝えしてきました。今日は少し視点を変えて、データを活用するサービスについてお伝えしたいと思います。

 

データの民主化と高度化とは?

Googleでは、エンジニアだけでなく非エンジニアもツールやAIを使ってデータ活用できるようにGoogle社内の環境を整えています。こういったGoogleのさまざまなツール群をまとめてクラウド上で利用できるようにしたのが 「Google Cloud Platform(以下GCP)」というサービスです。

このGCPとは、膨大なデータをいわゆる「ITエンジニアが扱うもの」として閉じた世界の中に入れてしまわずに、社内の皆が使いやすくなる仕組みです。これをGoogleの方針として「データの民主化」と呼んで、誰でも簡単にデータを扱い、ビジネス活用できることを目指しています。

また「データの高度化」は、個社で内製化されたプログラム、またはオープンソースソフトウェアを駆使しないと実現できなかった技術を、クラウド上で実現可能になったという技術進化を指します。

私たちデータ・エージェンシーは、GCPの認定パートナーであるイー・エージェンシーと共にGCPを用いてクライアントさまのサービス開発や課題解決のサポートを行っています。

 

GCPとは

GCPは、アプリケーション開発に必要な実行環境やデータベースなどをクラウド上に提供します。そのためエンジニアは、提供されたサービスを使って開発に専念することができます。

自社で開発環境を構築している会社も多いと思いますので、GCPと自社環境(オンプレミス)の違いについて以下にまとめてみました。

 

 GCPオンプレミス
初期費用利用量次第では、アカウント登録のみで無料から始められる機器購入およびソフトウェアライセンス費用が必要
物理環境構築自社での機器調達が不要機器を選別し、調達することが必要
月々のコスト処理量に応じて課金された金額を月々支払う月々のコストは不要
セキュリティGFE(Google Front End)を入口としたGoogleネットワーク環境。GFE経由の通信は全て暗号化されているため、非常に強固自社でセキュリティ構築が必要だが、自社ネットワークという閉じた環境のため安心
災害対策不要(Googleのディザスタリカバリ方針に任せられるため)自社で設計・構築・運用が必要
カスタマイズGoogleが提供するシステムに依存するため、連携・統合できない可能性がある自社の他システムとの連携や総合など比較的自由に行える

この表にもあるように、オンプレミスは自社で開発環境を整備するために最初にしっかりと環境設計をして準備をする必要があります。これに対してGCPは「アカウント登録をするだけ」ととても簡単に始められるため、導入のハードルがとても低いと言えます。

 

GCPに含まれる主なコンポーネント

GCPは、Googleが持つ高度なデータ解析技術(BigQuery)や、AIなどの機械学習関連技術、セキュリティやID管理のマネジメントサービスなどが提供されています。GCPを構成する基本的なコンポーネントをいくつか紹介します。

 

コンポーネント説明
Google App Engine(GAE)・Java、Ruby、PHPやPythonなどでアプリケーションを構築できるプラットフォーム
例えば、Pythonでプログラム開発をすると、GAEが他のプラットフォームでも作動するように処理してくれる
Google Cloud Storage・GCPで提供するストレージサービス
・データの種類や量を問わずに格納可能
・デフォルトで暗号化してデータを保存
Google BigQuery・データ解析サービス
・通常では時間がかかるTB(テラバイト)やPB (ペタバイト)のデータ解析も短時間で処理できる高速性が売り
Vertex AI・機械学習とデータサイエンスのプラットフォーム
・機械学習モデルの設計を強化することで、精度の高い新しいモデルを自動生成できる
・汎用的なモデル、画像分類、オフラインでの検知などさまざまなサービスが含まれている

GCPのメリット

それでは、GCPを使うとどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。メリットは大きく3つあります。

 

メリット内容
安定性Googleだからこその安定したインフラ環境とスピードを提供
高速なデータ処理検索エンジンの技術と、データ分析サービスとの連携機能充実で処理が高速
コストパフォーマンス各サービスはアクセス量や処理量に応じた従量課金のため、スモールスタートが可能

皆さんも一度は使ったことがあるGoogle検索の技術を活かした安定性とデータ処理能力がGCPの大きな強みと言えます。

 

技術を使って何を解決するか

ここまでGCPとは何か、どんなメリットがあるかということを紹介してきました。

GCPは、簡単に説明すると「Googleが提供するクラウドコンピューティングサービスの総称」です。同じようなクラウドコンピューティングサービスに、Amazonが提供しているAmazon Web Services(通称AWS)、マイクロソフトが提供しているAzureがあります。これらに比べてGCPは後発のため、日本語の情報がそれほど多くなく、技術者もまだまだ少ないのが現状です。

ビジネス課題として、以下のようなお悩みをご相談いただきます。

・データの集め方がわからない
・自社でデータを集めたけどどのように扱っていいのかわからない
・今までオンライン広告で成果を上げてきたがもっとデータを活用したい

そのようなお悩みがありましたら、私たちとGCPを使って解決してみませんか?

GCPにはBigQueryという処理速度が速い、処理データ量による従量課金のためコストが安い、シームレスにデータ連携をさせるのに使いやすいデータ分析サービスがあります。利用料金の目安は1TB(テラバイト)500円程度と、コスト面でも負担が少ない料金設定です。

さらにGCPには、BigQuery以外にもたくさんコンポーネントが用意されているので、使うものを組み合わせることでデータの価値を高めることが可能です。ただ分析するだけでなく、GCPの他のコンポーネントと連携させることで、横展開やクエリ結果をクロス集計したり、可視化・レポーティングすることができます。

私たち、データ・エージェンシーは、日本ではまだ少ないGCPの技術者として、多くの企業様のデータ利活用やデータ基盤を用いたビジネス戦略策定のサポートをしています。貴社のデータ活用も私たちのデータエンジニアにぜひお任せください。

https://www.dataagency.co.jp/#contact

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